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菓子作家 小川紗季

和菓子の販売


This___では初めてのご紹介となる菓子作家の小川紗季さん と、盆栽作家 榊麻美植物研究所榊さんとのコラボレーションイベントを開催致します。


今回、榊さんの盆栽と一緒に展示するにあたり、榊さんの育てる盆栽から発想して作られた特別な和菓子も!


彼女の作る和菓子は、時には陶器のようだったり、水滴を感じたり、ひとつひとつの作品の世界観が美しく、唯一無二のお菓子を作られていて、現在はイベントや展示にて様々なクリエーターの方とコラボレーションし、和菓子の可能性や世界を広げています。



【会期】9月6日(金)〜14日(土)12:30-18:00

和菓子の展示販売:This__

小川さん在店:9月6日(金)・7日(土)・13日(金)・14日(土)



【和菓子の販売】


【上生菓子 Aセット】 2個入り ¥2,200(税込)

※各日10セット、9月6日(金) 7日(土) 13日(金) 14日(土)のみ販売



・瑞々 (写真左)

榊麻美さんの作品からインスピレーションを受け、植物を植え付けるようにして作られた、黒胡麻の練り切り「瑞々」。


・うるおう (写真右)

“和菓子に水を注いだらどうなるか“を想像し生まれた「うるおう」と名付けたレモン餡の上用饅頭。




【上生菓子 Bセット】2個入り ¥2,200(税込)

・瑞々 (写真左)

榊麻美さんの作品からインスピレーションを受け、植物を植え付けるようにして作られた、焦がしきな粉が特徴の練り切り「瑞々」。


・うるおう (写真右側)

“和菓子に水を注いだらどうなるか“を想像し生まれた「うるおう」と名付けたレモン餡の上用饅頭。





どら焼きの包み2個入  ¥1,200(税込)

一枚一枚手焼きしたどら焼き2種類を大切に包んだもの。


5時間かけてじっくりと炊いた十勝産小豆を、まろやかでな甜菜糖と純国産鶏卵を使った生地で挟みました。


2個入りで3種類のセットがございます。


珈琲(珈琲生地/珈琲羊羹/つぶあん)つぶあんセット

黒糖デーツ(黒糖生地/デーツ/バター/つぶあん)・つぶあんセット

無花果バター(無花果バター/つぶあん)つぶあんセット





 



【小川紗季 和菓子の展示】



小川さんは、数年前This___で開催している紙事文字のお稽古に小川さんも参加頂いており、その当時は、まだお菓子の学校に通う学生としての出会いでした。


その頃から落ち着いた佇まい、穏やかな話し口調の彼女でしたが、その奥に、和菓子と向き合う強い信念と目標を宿しているのがひっそりと伝わっていました。


作家として活動できるようになったら、いずれThis___で和菓子の販売をしてほしい、と願っていたので、イベントの開催は私たちもとても嬉しかったです。


今回の展示では、榊麻美植物研究所榊さんとコラボレーションするにあたり、榊さんの育てる盆栽から和菓子を発想して作られています。


練り切りを用い、まるで植栽されているかのように表現されたお菓子は、食べるのが勿体無い、いつまでも飾っておきたい美しい和菓子です。


そして和菓子を載せている器は、陶芸で盆栽の器もつくられている榊さんによって、今回の展示のために特別に作っていただいたもの。


榊さんの盆栽と、器の上で美しく表現される和菓子が並ぶ姿は、思わず魅入ってしまいます。




 

【和菓子づくりワークショップ】終了



榊さんの盆栽をイメージして、まるで植栽で表現するように、練り切りで2つの和菓子をお作りいただきます。


まずオリジナルの鉢作りから。ここでは、きな粉や胡麻を混ぜた練り切りで餡を包み、自由に形を作ります。


形ができたら、そこへ植物の寄せ植えをするように、お好きな色で染めた練り切りを植えてゆきます。


瑞々しい水滴や、秋の花、色付く葉を自由に添えて完成です。


色、形、最後の仕上げに決まりはありません。


自分だけの"植物菓子"をつくりましょう。


緑が赤く色づき始める季節に


皆さまと一緒に秋の景色を表現できることを楽しみにしております。



日時:

9月6日(金)10:30-12:00  8名  

9月6日(金)14:00-15:30 8名  

9月7日(土)10:30-12:00 8名

9月7日(土) 14:00-15:30  8名 

会費:お一人 7,800円(税込)


ご自身で作った和菓子1つを実食、お茶付き、1つは持ち帰り

持ち物:エプロン、お持ち帰り用の袋

場所:This___ 2nd【This___店舗真向かい(世田谷区世田谷4-2-15 1F )】



お申し込み開始日時:8月25日(日)20時より 

こちらから⇨  This___OnlineShopにて 



 

菓子作家 小川紗季



ーもともと会社員をされていた小川さん、菓子作家の道に進んだきっかけは何だったのでしょうか?


忙しい日々を送る中で体調を崩し、長くお休みしたことがありました。


その期間に、忘れてしまっていた自分の感性と、小さい頃から和菓子が好きだったことを思い出したのがきっかけです。


和菓子に触れている時の自分はとても自然で、子どもの頃の無邪気さを取り戻した感覚がありました。




ーThis___で紙事文字のお稽古にご参加いただいていましたが、紙事のお稽古は作家活動にどのように影響していますか?


もともと紙事さんとThis___さんの世界観が好きだったことに加え、「菓子作家になり、パッケージを手書き文字で作りたい!」という夢を叶えたくて申し込みました。


"文字はもっと自由でいい"ということを教えていただき、"自分らしい文字"を知ることができたことで、目標通りパッケージを考える時に活かすことができています。


また、文字から自分の体調を確認することもあります。


私は少し疲れているときに線が太くなり、インクが滲む傾向にあるとお稽古中に先生が気付かせてくれました。


自分とじっくり向き合うことができる貴重な時間でした。




ー小川さんの和菓子は、瑞々しく、湿度や水滴を感じるものや、一見陶器のような美しい質感のものが印象的ですが、菓子のインスピレーションはどこから来てるのですか?


ある日の雨上がり、外を散歩していたときに見た景色です。


お休みしていた期間、久しぶりに何の目的もなく散歩をしました。ふと目に入ったのが葉っぱの上にぽつりぽつりと留まる雨粒。


あまりに美しくて、カメラを取りに家に戻りました。


この日をきっかけに私は雨粒、水、瑞々しい景色が好きだということに気づきました。




ー今回榊さんと一緒にコラボレーションするにあたって、どのようにお菓子をイメージされましたか?


榊さんの世界観を体感したくて、個展に足を運びました。


榊さんの感性で生み出されるバランスの美しさと、生き生きとした植物。


同じものが二つと無い陶器の鉢に魅了される中、ころんとした形が愛おしい苔の盆栽に出会いました。


その作品が目に入った瞬間に、「この作品を和菓子にしてみたい」と思いました。


私に寄り添ってくれるような気がしてお迎えしたその作品をモチーフにまず一つ作り、そこから色、形、仕上げのバリエーションを増やしていきました。




ー和菓子を作っていて大変だと思うこと、また楽しいことはなんですか?


大変だと思うのは、「これだ」と思えるものができないとき。


どうしたら納得できるものが出来るのか分からずもがく時期は少し大変です。


でも、それが楽しさでもあります。大変さを感じた分だけ、「これだ」と思えるものができたときはとても嬉しいです。


それを誰かに見てもらい、味わってもらう、そこに込めた想いをシェアできる時間が最高に楽しくて幸せです。




ーThis___のお客様に向けてメッセージをお願いします。


榊さんの瑞々しく美しい盆栽とともに、和菓子で作った瑞々しさも一緒にお楽しみいただけますと幸いです。


皆様がほっと一息つく時間に寄り添えますように。どうぞよろしくお願いいたします。




【プロフィール】

菓子作家 小川紗季

1994年 神奈川県生まれ。

2023年 東京製菓学校卒業。神奈川県に小さなアトリエを構える。


自分や誰かの想い、日常のときめきを和菓子に映す。

展示会やイベントに向けた菓子の受注制作、予約制で菓子を提供する催しを実施。


 

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