ガラス作家 安藤里実 個展
- This___
- 2024年6月27日
- 読了時間: 5分
更新日:2024年8月1日
水の滴が落ちる様
水たまりが地でふわりとゆれる様
「水」の動きを一瞬一瞬を切り取るようなように、ガラスという素材で表現されている、愛知県のガラス作家 安藤里実さんの個展をThis___で初めて開催いたします。
【会期】7月12日(金)〜20日(土)
12:30−18:00 水日休み
【場所】This___2nd(This___店舗真向かい)
作家在展日 :7/12(金)
※オンラインショップ掲載期間
7月24日(水)20時〜8月18日(日)

「冷たい」 「繊細」
ガラスというと、本来そういった印象を持つ方が多いかと思います。
でも安藤さんの作品は、まるで正反対。
触れると形が変えられそうな、有機的な柔らかさが不思議でなんとも魅力的だな、と初めて作品を見た時に感じました。
作品は主に吹きガラスという技法で制作している安藤さん。
「ガラスを扱うのは水と遊ぶ感覚に近い」
そう安藤さんはおっしゃいます。
ガラスが動いて出来るかたち、熱や回すことでの遠心力で広がる動き
そんなガラスそのものの特性を大事に作られた作品だからこそ、唯一無二の個性や力強さを感じます。
今回は定番の無色透明のプレートや一輪挿し、カラーのカップなどの他、新作のオブジェ、さらにアクセサリーなど、全部で130点以上の作品を制作してくださいました!
これだけの点数を見られる機会もなかなかないかと思いますので、ぜひ実際に店頭でご覧いただけると嬉しいです!

ガラス作家 安藤 里実
ー簡単に安藤さんのプロフィールを教えてください。
愛知県生まれ 2019年
富山ガラス造形研究所 造形科卒業 2022年
瀬戸市新世紀工芸館 ガラス工芸コース修了
現在 愛知県瀬戸市にて制作
ーガラスを扱うきっかけは何だったのでしょうか?
あるガラス作品との出会いです。
ガラス作家さんのオブジェの上に あるブランドの個性的な帽子が展示されている風景をみて、 自分の抱いていたガラスに対する概念が180度変わりました。
今まで私はガラスに対して 「冷たい・凛としている・シンメトリー・静止している」そんな印象を持っていました。
でもそのガラスのオブジェは「温かい・柔らかい・アシンメトリー・躍動している」まるで生きているかのようなエネルギーに満ちていました。
また、お互い良い意味で帽子とガラスが主張しあっているのに、調和がとれていてこんな調和のとり方があるんだと驚きました。
それらに衝撃を受け、とても心が躍り、ガラスという素材を触ってみたいと思いました。
ー安藤さんの作品は、ガラスの冷たく繊細という印象とは違い、手で触ると形が変えられそうな、そんな有機的な柔らかさが本当に素敵です。イメージするものやコンセプトなどはあったりするのでしょうか。
「水」です。
水の動きを一瞬一瞬を切り取るような 一緒に遊ぶ感覚です。
吹きガラスという技法で主に制作しているのですが、1200度に熱された溶けたガラスを鉄の竿(棒に巻き取って制作をしています。
巻き取った後に鉄の竿を回し続けないと、 ガラスがドロっと重量で落ちてしまいます。
重さによってかたちを変化させる素材で たとえ球体をつくったとしても、 熱い状態だと回し続けなければ、球体は形を変え、崩れます。
よく一般的に知られるガラス製品の多くはシンメトリーで均一な厚さにし、バランスをとりつくられているものが多いです。
でも私はあえて、 ガラスを厚みを不均一にし、その重みの違いからガラスが動いて出来るかたち、また熱や回すことでの遠心力で広がる動きを切り取る様にしています。
作業をしていると、 まるで意志があるかのように動くガラスは 水と遊ぶ感覚にも近いです。 その感覚を大切にしています。
ー花器やオブジェだけでなく、アクセサリーもとても素敵です。身につけるものはまた違ったイメージがあるのでしょうか?
身につけるものに関しても、 「水」をイメージしたものが多いです。
でも装飾具は、 使う際は自分と共有する時間が多いので、 優しい気づきをくれるようなガラスの動きになっています。
手で作られたからできる揺らぎを整えるのではなくあえて残す。
その揺らぎに光が差込屈折し、 角度によってさまざまな表情、映り込む景色をかえる。 その様をみて、着けている時間楽しんで頂ければと思いがあります。
ー作品を制作される上で大切にしていること、また大変なことを教えてください。
「ガラスと対話する」という意識を 大切にしています。
作業をしていると間接的に道具を通して伝わるガラスの重さ、熱や重さで形を変え、動きたがる様は何かを訴えかけている気がしています。 それに答えるような感覚でガラスに触れるよう意識しています。
でも自分の手数を必要最低限にして切り取る様にしています。 動きたがるガラスの動きをなるべく邪魔しない様に。私の意志が働きすぎない様に。
大変なことは、単純に暑いです。笑
もともと汗っかきで暑がりなのに、 吹きガラスは夏場だと室温45℃以上になるような環境でスポーツドリンクをがぶ飲みしながら制作しています。
「なんでこんな暑い中しているのだろ?」 ふと我にかえるときもありますが、 ガラスが好きだから仕方ないという結論に毎度いたります。笑
ー初めてのご紹介となりますので、ぜひThis___のお客様に一言お願いいたします!
以前、私はThis___さんへある作家さんのアイテムを求めて訪れたことのがあり、 私の中では思い入れのあるお店です。
そんなお店で展示する日が来るとは…… 当時は思いもしてなかったThis___での展示はとても嬉しく楽しみです!
今回は定番の無色透明のもの、 独自のカラーで制作したもの、 壁掛け、アクセサリー等ご用意いたしました。
This___さんの空間で 時間の経過により光の入り方が変化し それにより表情を変えてみせる作品を、 是非楽しんで頂けると嬉しいです。
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