točit(トチエット)
店頭展示期間 : 5月12日(金)〜 20日(土)
12:30-18:00
水・日定休日
帽子ブランドtočit(トチエット)は、広島、尾道を拠点にスタートした帽子製造会社-『藤井製帽』から、家業を継ぐ形で孫にあたる垣根千晶さんがデザイナーとして展開しています。
いつか訪れてみたいとずっと思っていた美しい海と文学や映画の舞台としても古くから知られる美しい町、広島、尾道。
そこには古くから老舗帽子製造会社『藤井製帽』があります。
帽子ブランドtočit(トチエット)は、こちらの老舗帽子製造会社『藤井製帽』の家業を継いだ垣根千晶さんから生まれた新しい発想のブランドです。
彼女が展開する帽子たちは、日常の日よけやファッションとしてというよりも、アートや芸術のように生まれ、そこに何も線を引かない誰もが被れ、機能的でもある帽子たちは、私たちの目にも、とても新鮮に映るものばかりでした。
「尾道」で創業したお祖父様が、毎日ミシンを踏んで帽子製造に勤しむ姿を見て育ち、人、モノ、出逢いを大切に紡いでいきたいという想いをこめて、広島県尾道でスタートした帽子ブランド。
年齢に、
性別に、
時代に、
あらゆる概念に
線は引かない ”
をコンセプトに、1枚1枚丁寧にデザインし、縫いあげています。
いつの時も そこ に在ることが日常となるように…。
točit designer
垣根 千晶
広島県尾道市出身 文化服装学院アパレルデザイン科卒業後、企画・デザイン会社にて、国内外でのコンテンポラリーダンス舞台衣装製作や、東京コレクションに携わる 2010年 家業である藤井製帽株式会社に入社し、OEMのデザインを手がける 2013年 točit を立ち上げ
točitの製品には、様々なシリーズがあります。
大きく分けると毎年新しく新作を出されるコレクションシリーズ、掛けて 飾れる 帽子シリーズ、ベーシックラインシリーズ、アクセサリーシリーズ。
本当に沢山のデザインを展開されていて、きっとどの方にも、今の自分にぴったりくるお帽子を見つけていただけると思います!
【10th collection ふきよせ】
”掛けて飾れる帽子”をコンセプトに制作を始めた「točit」(トチエット)は、今年で10周年というアニバーサリーイヤー。
その10周年の記念となるコレクションテーマは” ふきよせ ” 。
すれ違い、出逢い、抱き合っている姿を表現した帽子や、1つの帽子の中に様々な天然素材を使用し、地層や夕景を現した帽子など、そのテーマとともにご紹介していきます。
【掛けて 飾れる 帽子】
こちらはtočitの代表的な特徴でもある「掛けて 飾れる 帽子」のシリーズ。
アートのような造形の帽子は、被るだけでなく、絵やオブジェのようでお部屋に飾ることでぐっとそのシーンを引き立たせてくれます。またその不思議な姿とは裏腹に、被るととっても美しく可愛く機能的…。
日常の風景に掛けて飾り、生活にも装いにも寄り添えるよう想いが込められています。
帽子の製造方法でしつらえたフック用のあきがデザインのポイントとしても美しく、そこにフックを掛けてそっと飾れます。
さらに毎シーズンデザインを変えている、花器となるハットピンが一緒に付属していて、飾れるだけでなくお花も一緒に楽しめる、そういった遊び心があるのもtočitの魅力です。
【 Basic line 】
Basic lineの帽子は、より日常に取り入れやすいよう、シンプルでありながら、頭の形が綺麗に見えるようシルエットにこだわって作られています。
シンプルでありながら、細かいちょっとしたポイントに個性が詰まっていて、被るとぐっとおしゃれを引き立たせてくれる信頼できるアイテムです。
素材も麻や、和紙、コットンなど、幅広いテキスタイルを用いているので、選ぶのがとっても楽しみになりますよ。
【 Vintage line 】
Vintage lineとは、昔の素晴らしい技術で作られた貴重な素材を使用して作られた帽子です。
今では作ることが困難になってしまったデッドストックの素材ですが、だからこそ生まれる風合い、色味、形があります。
こちらは数に限りがございますが、唯一無二の表情をぜひお楽しみください。
【bag /accessory】
帽子の域を超え、想像豊かにデザインされる垣根さん。
作り始める最初の、帯状の状態から縫い合わせていくと、どんな新しい形が生み出せるか…面白い表情が生まれるのか…
こちらのバッグやアクセサリーがまさにそうで、帽子の縫製に特化するミシンだったり、職人による長年の経験と手の加減を頼りに縫製しているからこそ見たことのないアイテムが生まれていきます。
Designer:垣根千晶
ー垣根さんは元々舞台衣装など企画デザインの会社に勤めていたようですが、家業である藤井製帽さんで活動しようと思ったきっかけはなにかあったのですか?
工場の2階が住まいだった為、ミシンの音が子守唄のようなものでした。
職人さんが作り出す帽子に囲まれて育ったせいか、「帽子デザイナー」が幼いころから変わらぬ夢だったので自然な流れではあったのかもしれません。
思ったよりも早く帽子の世界に入ったきっかけは父から、「お母さんが忙しく体を壊したので、デザイナーとして戻って手伝ってくれ」の言葉でした。
が、帰ってみると母はただの風邪で寝込んでいただけでした。笑
家族で飲みながら「わしの罠にかかったな」と嬉しそうな父の思惑通りでした。笑 ーお祖父様が創業された藤井帽子店ですが、そこからtocitというブランドを立ち上げたきっかけを教えてください。
職人としても尊敬している父がミシンを踏んでいる後姿を改めて見て、途切れないよう材料を紡いで、手加減だけで作り出される素晴らしい技術を絶やしたくないと思いチェコ語で「紡ぐ」「スパン」を意味するtočitを立ち上げました。 ーtocitの帽子はアイデアに溢れ、かつ被ると間違いなく可愛いので選ぶのに夢中になってしまいますよね。 様々なアイデアはどういったところから着想を得ていますか。
10th collectionは、自然の断層や夕景をみて、移り行く儚い一瞬の「縁」みたいなものを表現したくてデザインしました。
出逢い、すれ違い、抱き合う、を形にしてみました。 ー伝統的な帽子職人の方々の技術と、新しいデザインのすり合わせで苦労されることはありますか。
私が生まれる前から居てくださる職人さん(おむつ変えたのよーなんて言われ続けます)帽子作りに興味を持ってきてくれた若い職人さん、「これどうやって作ろうかー」と、年齢関係なく職人さんのアイディアを組み入れながらデザイン画にとらわれすぎず、その場で試行錯誤して作り出すことが多いです。
たくさん作るには効率の悪いことが多いので悩みますが、実際に作り出せる場があることに感謝しています。 ーこれから挑戦したい帽子のイメージや新たなアイテムなどありますか?
難しいですね、新作にデザインへまだ思考シフトされず。。。
帽子のあり方として目指すは、藤井製帽の原点でもある農作業帽子の様に、畑でも街でも、シーン関係なく毎日身に着けることが、日常となるような寄り添える帽子を作りたいです。
ーThis___のお客さまへメッセージをお願いいたします。
素材に手を触れ、帽子を楽しんでいただけたら何よりも嬉しいです。
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