mai akashi Exhibision
「With spring」
展示期間 : 4月14日(金)〜 4月22日(土) 水・日定休日
12:30-18:00
※ご購入頂いた作品のお渡しは会期終了後となります。予めご了承ください。
作家在店 : 4月14日(金)・15日(土)・22日(土)
会期終了後、オンライオンショップに掲載予定
This___では2回目、2年半ぶりとなるmai akashiさんのExhibitionを開催致します。
色を幾重にも重ねた滲みとグラデーションで描くmaiさんの作品は、光や陰影のように美しく、思わずはっと目を奪われる作品ばかり。
そして寄り添うように丸みを重ねる立体物のオブジェは、見ているだけで心が優しくなる自然物のようです。
この平面と立体の両方からアプローチする彼女の世界観は、日々作品に対して精神的な向き合い方をする中で生み出されていきます。
前回の作品から大きく表現が変化した彼女の作品たちをぜひご覧ください。
美しい陰影のような絵の作品はseepシリーズ。
吸い込まれるような魅力を秘めた作品は、アクリルガッシュで描かれ、滲みや、幾重にも重ねられた色から表現されています。
描いているキャンバスや木枠もmaiさんが自ら制作しているため、絵を描く以前のキャンバスを貼る作業から彼女の作品作りは始まっているのです。
また、平面以外に立体でのアプローチでも表現されているのが、こちらのストーンクレイシリーズ.。
優しく包まれるように、寄り添うような立体物はまるで生き物のようです。
寄り添う形によってそれそれ名前がついており、dakko、warm、snuggle、embraceの4種類となります。
形を作ってはヤスリで削りと、トロンとなめらかな表面が生まれるまで幾度も削る作業が繰り返されます。
そうしてできた立体の作品はずっと眺めていたくなる作品です。
This___ではこちらを今回初めて販売させていただきます。
artist:mai akashi
ー前回This___で展示していただいた作品とは色味の表現がかなり違いますが、Akashiさんの中でどのような変化があったのでしょうか?
3年前から立体も取り組むようになった事で、平面の表現に変化がありました。
互いの制作を進めるにつれ、より調和を求めるようになった時、キャンバスに描くはずの絵の具が立体を包んでいた麻布に染み込んでしまうという出来事がありました。
絵の具が浸透した麻布とそれに包まれていた立体の存在を見た時に、違和感無くスーっと私の中にも浸透して添うものがありました。
それから色を染み込み描き重ねていく、seepシリーズを制作するようになりました。
ーここ数年で作品にインスピレーションを与えてくれた出来事はありましたか。(訪れた場所の情景や音楽、出会った人々など)
日々生活する中で感じたふとした事が作品の背景にあります。
散歩や各地への移動が好きなので、そこで目にした景色や耳で聞く音、肌で感じる空気、身近なものも大きなインスピレーションを与えてくれています。
ー今回のExhibitionの中で特に着目してほしい点があれば教えてください。
2年半前に展示させてもらった作品から派生した平面のseepシリーズを並べて展示するのは初めてなので、作品はもちろんですが、自然光が入る気持ちのよいThis___に置かれた空間にも着目してもらえると嬉しいです。
立体はdakkoシリーズを中心に展示予定です。
ー平面と立体を作られていますが、立体はいつ頃から作り始めたのですか?また、これらの作品の関係性を教えていただけますか?
大きいテーマを平面と立体で共有するという箇所が関係しています。
立体を本格的に制作し始めたのは、This___での個展でインスタレーション作品として制作し始めた2020年で、立体を制作している素材の石粉との出会いは2019年でした。
新たな表現と素材自体の特性を探りながら取り組み始めていました。
去年は立体も一つ一つの作品として精力的に作り、東京、大阪、金沢で展示させていただきました。
ーThis___のお客様へメッセージをお願いします。
前回の個展の際、たくさんのお客様に見ていただき大変嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。
気持ちの良いThis___の空間と共に、今回も皆様にお会いできることを私自身楽しみにしております。
是非お立ち寄りください。
mai akashiさんの世界観を是非お楽しみください。
Mai Akashi / painter,sculptor
1989年 愛知県出身。
名古屋芸術大学美術科テキスタイル学科専攻。
2014年頃から愛知県にて個展、グループ展で活動、拠点を東京へ移す。
2020年から平面と共に立体の発表を開始。
人と環境、ものと自然、様々な要素が互いに影響し、反映する構造に興味を持つ。
近年では生活を起用した作品が多い。
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